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ダメな人はいつまでもダメですね [出版]

月刊のフリーペーパーの制作に関わると、
当然、入稿日というものがあるわけで、
最終的に入稿を担当するこちらとしては、
絶対に動かせない最終入稿日があるわけです(笑)

制作の流れとしては、デザイナーがベースをデザインし、
ライターがそれに合わせたコピーを作成。
ベースデザインとコピー、そしてカメラマンの画像を
入稿用に処理し、校正を2〜3度繰り返して
入稿のためのエラーを潰して、最終的に印刷に入稿します。

ライターもカメラマンも記事内容によって代わるのですが、
担当によってはスケジュールギリギリにしか動かせないライターもいるわけです。

もちろん、僕は原稿が遅れれば後ろにずれることを当然のこととし、
編集の担当者もそこは理解してくれるわけです。

ま、といってもどんなギリギリでも入稿する自信はありますけど(笑)

ライターも取材先の予定に振り回されたりするので
そのあたりは同情もしたりするので、応援はするのですが…

入稿の遅れるライターが毎度同じ人となるとねぇ。
しかも、そうやって遅れるライターに限って、
予定より遅れそうなギリギリになる予定を前もって提示しつつ、
それすら守れない、そしてそれを繰り返す…何ですかねぇ。
こう繰り返されると同情すら出来ませんねぇ。

以前、「朝一」とか言う適当な納品時間で、
こちらの朝一で納品したら、もっと早くを希望していたらしく、
急いで納品したら、関わる営業が「約束守れよ」と、
約束を守らないとクライアントに申し訳ないでしょ、とくどくど(笑)

営業が去り、制作とのやりとりも終わると、
そのやりとりを見ていた周りに、少し笑みが見えたので聞いてみると…
「いや、あの営業マン約束守らないんですよ」と…
逆に僕の方がしっかりと納期は守ることを知っている人たち(笑)

残念なことに、その手の人っているんですよねぇ。
約束に遅れると相手には怒るけど、
自分が遅れても平気な人。

自分で期限を切りながら守れないのは、やはりそのタイプかなぁと…

ちなみに結局、自分で決めた期限に届きませんでした(笑)
これも大抵そうなる。
不快なのは遅れた理由にデザイナーの修正が遅れた、と。
なんだかなぁ…そして、改めて提示してきた期日も守らない…
どうしましょ(笑)
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久々の手書き初校戻し [出版]

最近の初校への赤入れは、
PDF上で文字を打ち込んで戻されることが多くなりました。
PDF上での注釈として赤入れをされれば、
そこに打ち込まれた文字をコピペすることも可能です。

とはいえ、長文までそこでやられると
それはそれで面倒になるのですけど。

PDFへの注釈の書き込みは
多分、無料のリーダーでも出来るかと思いますが、
もっと先へ行く方は、タブレットを使って
手書きをする方もみえたりして…最近はほぼ見ませんけど…

ライターさんもいろいろで、馴れない方もたまにいて、
せっかく注釈で打ち込んだのに、
それをさらにPDFで書き出してしまって
テキストが取れないこともあったり…とほほ。

とかとか、ライターさんによってやり方は様々です。
と言う中で、久しぶりに手書きの赤入れ戻し。
昔は、汚い字で読めなくて再確認することもありましたが、
今回はそこそこ読めるので、基本的に問題はないのですが…

やはりそこで長文となるとテキストが欲しくなりますね。
しかも、インクジェットプリンタで出力したPDFに
赤入れしてスキャンしているので全体が薄い(笑)

いずれにしてもPCは持っているはずなので、
さすがにそっちにも馴れてもらいたいな、とも思ったりしてね。
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ルビ財団 [出版]

出版物やウェブサイト等、漢字にふりがなをもっと振ってもらうことを
目指すのが目的の財団だそうです(笑)
目的はわかったけど、どうやって活動するんでしょ。

設立のきっかけは、子供たちに本を買い与えて読んでもらおうとしたものの、
ルビが振られていないと躊躇してしまったからだそうです…とほほ。

昔はねぇ、本気で読むなら読めない漢字は辞書で調べたんですよ。
そういう行動によって漢字を覚えていくんですけどね。
ま、そうは言ってもそう思ったのは理解できます。

そうそう、これは週刊誌の記事なんですけど、
その記事の躊躇にルビがあったのですが、これが文字からずれている(笑)
実はインデザのルビ機能のバグなのかわかりませんが、
文字数によってはこういうことが起きるので、
ちゃんとそのたびにチェックして調整する必要がある。
多分機械的にやってるんでしょうね。
それは以前にも書きましたが、促音や伸ばし棒など禁則文字の処理も
最近ではほとんどの書籍・雑誌でなされていません。
本当に読み手のことを考えるのであれば、
そういう細かなところにも気遣いが欲しいですね、

で、ルビはほんとうに読み手に優しいのかは
時々疑問に思うことがあります。
記憶って曖昧なもので、ルビで読み慣れると
そこの脇にあった漢字を記憶しないってこともあり得たりしてね。
やはり、しっかり記憶にとどめるのは自分で調べるとか、
書き写すとか体に覚えてもらうのがいいかと思うのですが…
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文字校正 [出版]

編集記事などを制作していると、文章の文字校正で
出力されたレイアウト内の文章に、赤入れされた原稿が
戻されてきます。

それをインデザインとかDTPソフト上で修正していくわけですが、
校正指示はアナログ時代からある作業で、
文字間を空ける、とか逆に詰めるとか、
促音などは大きい文字を小さくするとか言った指示には
校正指示用の簡単な指示記号もあったりするわけです。

それを専門的に学習してきた編集者は
指示記号を使ったりするわけですが、
そんな専門的な知識を持たないデザイナーは、
逆に記号が理解出来なかったりしてね。

アナログ時代の校正指示は、
修正箇所から引出線で修正する文章が書き出されるのですが、
それが乱雑に書かれていたりすると修正作業も手間取ると言うね(笑)

それがデジタルになってPDFに修正指示を書き込んだり
それこそ打ち込んだりできるようになって
文字が読みにくいなんて事は減ったのですが…

最近出合った不思議な校正指示。
赤入れのPDFには合い番だけ、修正用のテキストはワードで。
ま、これだけだったら普通なんですけどね、
一文字の修正からそれをやってくるって言う…ちょっとびっくり。

PDFに修正指示用の合い番を打ち込む方が
ワードに一文字打ち込む方より面倒という(笑)
さすがにね、こんな校正戻しだと
インデザ〜赤入れPDF〜ワード、と3つを何度も行き来することになる。
どこからこんな発想になるのやら、
ちょいと驚きでした。
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文章中の行頭に促音や伸ばし棒が行頭に来る [出版]

僕は入稿データを扱うので、
そこはきっちり調整させていただくのですが…

雑誌や小説を読んでいると、今の作品はほとんど気にしていませんね。
こうなるともう、読み手も全く気にもしていないんでしょうねぇ。
ま、実際「チェック」とかが行末に「チ」があって
行頭に「ェック」とかあっても
読み手が合体させるのは一瞬、「チ」と呼んで
あ、「チェック」かなんて思う間もないでしょうけど(笑)

とはいえ、入稿する側としては
読み手のことと合わせて、見た目に気持ち悪いのもある。
それも今の読者は全く気にもしないのでしょう。
良いのやら悪いのやら。

それでもこっちは自分の姿勢を崩さないだけなんですけど。

それに、この部分って本来、僕が気にする部分ではなく
ライターが気にする部分なんですよね。
もともとライターが促音や伸ばし棒が行頭に来る文章にしなければ
こっちは気を遣う必要もない。

ところが、校正を進行させているうちに気づくのですけど、
ライター自身はそうなることをほとんど気にしていない。
再校を何度か繰り返すので、僕が見落とした箇所もたまに見つけるものの
そこに赤入れが入ることはほとんどないですね。
それどころか、文章の修正テキストが
もろ行頭に促音や伸ばし棒が来たりする(笑)

最近はコピー料金も安いんですかね。
以前は、メインキャッチ一本で数万なんて頃もありました。
たっか〜とか思っていたんですけど、
さすがに今はそこまで取れるライターなんてほとんどいないんでしょうねぇ。
ネットのフェイク記事にはほぼ素人に毛が生えた文章書きの人があふれてますしね。
そんな文章ばかりはびこる時代だと読み手の質も落ちていくのかも…
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ガラス張りの図書館 [出版]

ウェザーニュースを見ていたら
視聴者から寄せられた投稿にそんな図書館の画像。
「開放的で素敵」とキャスターさんは言ってみえたのですが…おいおい…

本にそんなに日差しが当たったら本が焼けちゃうでしょ。
とネットで検索したら、それとは違うかも知れないけど
そんな図書館がありました(泣)

長野にある市民図書館、棚に並ぶ本の背表紙がずらっと退色しているらしい(泣)
どこの馬鹿なんでしょ、設計した奴。
って言うか、依頼した図書館員が気づけよ。

キャスターさんも「開放的で良いですね〜」と言ってみえましたが
「図書館って閉鎖的で薄暗いんですよね〜」とも…そりゃそうです。
本を大切にするなら、光はもちろん室内の温度・湿度にも注意が必要です。
本を扱う人なら常識ですよね。

ネット記事を読むと、開けた図書館を目指した結果らしく、
なんとかしたいけど設計思想は活かしたいとか…馬鹿としか言いようがないですね。
図書館なら本を第一優先にしろよ。

例えば、デジタルにしてタブレットとかで読ませるにしても光は邪魔。
本に対しては光自体が敵なんですよ。
大切な部分を置き去りにして「見た目」のことしか考えないデザインをするからこうなる。
家を建てたときにも、そういう不満があちこちにありますが、
見た目ばかりで機能を置き去りにするデザイナーも多いですね。
いずれにしても、自分が作る建物の目的を最優先に考えて欲しいものです。
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映画秘宝が再び休刊 [出版]

よく頑張った、ってところなんでしょうね。
記事内容は興味を惹かれるんですけど
紙面構成が余り好きではない映画専門誌です。

個々の内容によってはスクリーンより面白いんですけどね。
もちろんその分コアなファンが付いていて
支えていたんだろうなぁ、くらいに思っていましたが…
販売を支えるまではいかなかったんでしょうか。

内容的には同人誌的な方向にあったので
ある程度コアなファン層を狙っていて
販売部数に関してはさほど重要視していないかな、
とも思っていたんですけどね。

ま、現実はそう簡単なことではないんでしょう。
だいたいスクリーンの状態を見ていても
どんどん薄っぺらくなってきて
日本のアイドルを表紙にするとか
訳わかんないこともしているので
こっちもいずれ…と言う予感はしますしね。

購入はしないとはいえ、この手の雑誌は
可能なら、薄くなっても残って欲しい気はしますね。
WEBでも良いですけど、やっぱ紙に適した作りですね。
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新刊が売れる機会を奪わないで欲しい [出版]

とか、作家さん達が言っているらしいです。
これはテレビで、持っている小説や漫画の売り時に関する情報を流したところ
作家さんからのクレームとして出てきた声らしいのですが…

いつも言うのですけど、
僕は読みたい本や欲しい漫画があっても
価格に見合わなく感じれば買う事はありません。
それに見合う作品であれば買うのですよ。

なので基本的に店頭買い。
とりあえず、さっと立ち読んでから買うか買わないか決めます。
今のところ、安くて内容の濃い本は
立ち読む事なく購入しますが、それでも「損した」と思う事は多々あります。

小説なんかは、作家買いしますけど
それでも一度損した、と思わされたときはさっと読んでからの購入ですね。

だからそんな事言っていないで、価格に見合った物を書きなさいよ。
それかもう少しハードカバーでも安くするとかね。
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グラビア印刷 [出版]

週刊文春のグラビア印刷が21年12月23日号で終了し
次号からはオフセット印刷になるのだそうです。

グラビア印刷は刷版にインクの付く部分がへこんでいて
そのくぼんだ部分にインクが入って紙に転写されます。

一般的な印刷に使用されるオフセット印刷は
凹凸のない印刷用の版に水と油の性質を利用して
インクがのる部分とのらない部分を分け
その部分に一度インクをのせた後
別のドラム(ブランケット)に転写し、そこから紙に印刷される、と言うシステム。
印刷版と用紙が直接触れない事から
オフセットと呼ばれます。

グラビア印刷は色の濃淡を表現するのに優れているため
写真がメインのページでは使われているのですが
印刷に使用する版素材の性質上、コスト高になったり
オフセット印刷は製版スピードが早く納期までの時間を短縮できる、
ということですね。

そんなことからグラビア印刷自体は、時代遅れ感があったわけですが…
それよりもまだグラビア印刷が文春で使われていた事を初めて知りました。

オフセット印刷の技術も上がり
さほど印刷仕上がりに違いがなくなっていたのかも…
と言うほど違いを見抜く力はありませんけど(笑)
ただ、高い技術だけはいつまでも残しておいて欲しいと思いますね。
ま、そんなことより紙媒体の生き残りが大変な時代ですけど…
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プロとしての自覚がなさすぎ [出版]

ある企業幹部を感染させたのは新聞社編集長…あらまっ
今後の取材にも影響しそうですね。

残念なのは、感染元の編集長は
自覚症状があったらしい、と言うことですね。
配偶者が感染していて、取材当日には発熱もあったとか。
そういう理由なら取材日を変更してもらうとか、
取材担当を変更してもらうとか、どうとでも出来たのにね。
困りましたねぇ。

インフルの時にも言われることですが
熱があって人にうつす可能性があるのなら
絶対に接触を避けなければねぇ。
コロナとなれば人混みに出ることすら許されないでしょ。

感染が広がっていく原因は
自覚症状のない感染者かと思っているのですが、
「熱があっても頑張ってるぞ」的な
仕事中毒人間が、勘違いしてウィルスをばらまいたりしたら
どうしようもないですね。

新聞社に確認すると
「濃厚接触者と認識して対面取材をした事実はない」と、
回答されたらしいですが、高熱がありながら取材したというのは事実のようで
どうやら新聞社自体、このコロナの状況を
間違って受け止めているようですね。
もちろん「高熱を認識していなかった」のなら
話は変わりますけど、どうなんでしょ。
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