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フォントの話 その2 [DTP]

人の名前はたまに作字をする必要がありますね。
今回も外字が必要になりそうだったので
オープンタイプが使えるかどうか確認したかったのですが、
先方の担当者はDTPのことはもちろん、アプリのことや
フォントのことなどわかるはずもなく
直接、印刷屋さんに聞くことになりました。

ところが、その印刷屋さん、
イラレのバージョンは理解できてもフォントの話がとんと。
先方の担当者も最初「わからないから」、と
現場の実際に操作している人に代わったんですが
その人も何のことやら、という反応。
OCF、CID、OTFの話など遠い話で
モリサワすら知りませんでした。これにはびっくり。

う〜〜む。
どういうことかな?
広告代理店から依頼されると
担当者はある程度理解しているし
その先の印刷屋もきっちり理解している(はず)。
実際、最近はデザイナー自身が
最終の入稿データレベルを理解していない(これも情けない)こともあって
印刷屋さんのスキルもアップせざるを得ないはずなんですよ。

といいつつ、どこの入稿もフォントに関しては
ほとんどアウトラインデータをいれるので
もとがOCFでもCIDでもOTFでも関係ないとも言えますが
まさか知識がないとは思いませんでした。

アウトライン前のデータ自体は
入校後に少しの直しがあった場合
印刷屋さんが対応することも多くて
そのためには修正可能なデータでないと困るから
確認が必要だったんですけどね。

とりあえずCIDでも対応できた旧字だったので
古いバージョンのままでOKでしたが…
昔はそれぞれがプロの仕事をしていたはずなんですが
不思議な状況です。

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