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日本雑誌協会が雑誌広告原稿を全面デジタル化して、従来の版下・紙焼入稿廃止と業界各社に呼びかけ。 [DTP]

…別にそんなの入稿側の勝手でしょ、と思うものの
現実にはほぼデータ入稿が進んでいるので、
と別に改めて言う事でもないのではとも思います。

例えば手書きのマンガ原稿も、
多分デジタルスキャンされて
PC上で文字の打ち込みがされてるんでしょ…と勝手に思ってます。
通常の広告に関しては入稿するための紙出しなんて
すでにあり得ませんね。

とりあえず
◎版下データ、ポジフイルム、版下、紙焼きによる送稿は廃止
とするということで、
目的としては「広告の印刷品質の安定をはかるため」だそうですが
別にねぇ、入稿されるデジタルデータの品質が低ければ
結果は同じでしょ、とも思います。
入稿を廃止とうたうより
デジタル入稿には最低限どれだけのデータで入稿する、
といった現実的なことを言って欲しいですね。
そのほうが印刷品質の事を考えていると思います。
ま、とはいえ、現場ではそんなこと今更、ではあります。

デジタル化の目的は
入稿システムのスリム化だと思うんですけどね。
クライアント側からすると、ロゴや図版の入稿に
ネットに使われてる素材でもいい?って聞く程度の感覚。
これじゃ品質上がらないでしょ。

過去のデータが資産として使えるかと言えば
画像に関しては、過去データより大きく使いたければ
改めての原稿入れが必要となります。
オリジナルのポジフィルムや版下データさえあれば
デジタルデータの品質が低くてもスキャンし直せば
いいのでアナログの素材での保管が先々のことを考えると
対応性が高いんじゃないでしょうか。
それに関しては入稿側の責任ですけどね。
とここまで書いてみて思ったのは
デジタルで入稿されれば責任を取らされる範囲が狭まる、
と考えているだけなのかも、というところですかね。
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