SSブログ

ラブリーガル2-2「過去の私にさようなら」 [DTP]

面白い字幕が出ていました。
お話のメインではありませんが
ジェーンの守護天使であるフレッドが
就活のために履歴書を書くという会話で
ステーシーに履歴書の書き方を聞いたというフレッドに
ジェーン「フォントは派手にって言われた?」
フレッド「14級のアクアマリン」
と答える会話、もちろん字幕でです。

残念ながらしっかり聞き取れないのですが
フォントと訳された部分もフォントとは言ってなくて、
僕の確認したかった
「級」という部分は「P=ポイント」と言っているようです。
「14point aquamarine」と答えています。

さて、この数字の表現
「級」というのがわかる人ってどのくらいいるのやら。
もちろん、イラレやインデザを使っている人は
「級=Q」という表現は知ってはいるものの
若い人の中にはその由来などは知らないのではないかと…
もちろん由来だけなら「P=ポイント」でも同じでしょうし
僕もポイントについては知りませんが。

文字の大きさで「Q=級」と表現されていたのは
昔、印刷原稿を作成するときに使用された
文字を表示する機械「写植機」での
文字の大きさが「級」で指定されていたので
今もDTPソフトにはその表現が残っているわけです。
今ではPCがほとんどその代わりをしてしまっているので
若いデザイナーの中でも「級」という表現の由来を
知らない人は多いのではないか、と。
ちなみにPCで一番よく使用されるフォントメーカー
モリサワはもともと写植機のメーカー。

この翻訳者はその表現を知っていて「級」と訳されたんですね。
但し「14ポイント」は「14級」ではなく
20級くらいになりますけどね。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0