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車内吊りが消えていく理由が考察されていました [広告]

山手線に新たに導入される新車両には
車内吊りがなく窓上に液晶の広告面が13〜20面ほど設置されるのだとか。
そもそも車内吊りが減ってきた理由は
広告業界でデジタル化が進みアナログ広告が減ったことが理由かと思っていましたが…

記事によるとスマホの普及がひとつの要因だとしています。
もともと手持ちぶさただった乗客が
乗車中の時間つぶしのために車内吊りに目を移していたものの
スマホが普及してゲームやメールチェックなどで
車内吊りに目をやるような余分な時間が減ったことが原因だとか。
ま、納得できる説明ですが
その程度ならスマホ普及以前にも
新聞や小説・漫画を読んでいる人は普通にいて
スマホに関して言えば画面を見ている人も確かに多いですが
音楽ツールのひとつとして音楽を聴き視線は空いている人も多いですね。
ま、車内に目線を移さずスマホに集中している人は
確かに多くなったように感じはしますが。
分析には今ひとつぴんとこないものがあります。

記事は東京の地下鉄の話なのでこちら名古屋とは状況が違うと思うけど
僕自身の経験から見ると
帰宅時にはスマホを手にしている人が多いけど
何故か朝の通勤時はそうでもない。
スマホに集中する人は案外少ないようです。
それでも、中吊りに目をやる人は少ない。
ここの分析が必要なんです。
多分ほとんどの人は内容に興味が無いかと思われます。
僕自身もデザインチェックに見る以外は週刊誌の内容や
デパートのイベントを見るくらい。
つまり車内で時間つぶしとなる情報自体が
中吊りでは難しいのではないかと。

デジタル画面での車内広告は液晶の進化の過程で普通に期待していたこと。
ただ、車内で動画を流されてもうるさいだけでひとつならともかく
数十個も動画が動くのは嫌がられるはず。
考えていたのは自動で画像が替えられる液晶なら
印刷の必要もなく交換の人手間もない、
それこそ、さらに広告のデジタル化が進む懸念でした。
中吊りでの広告効果については、逆に今さらなんでしょ、という感じ。
僕の感覚からも車内吊りは通勤時の時間つぶしくらいで
重要な情報を伝えるツールとしてはもともと微妙に感じていたもの。
せっかくデジタルツールになって伝える側に手法が増えるのだから
乗客が本当に何を望むのかを考えることが重要ですね。

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