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映画「素晴らしきかな、人生」 [映画]

偶然ですが途中から見ることができました。
タイトルといい、見始めた部分からのストーリー展開といい
泣かせるストーリーなんだろうな、というのは察知。
とりあえず時間がなかったので後半を録画して見たのですが…


幼い娘を亡くした広告代理店の共同経営者ウィルスミス。
そのせいで仕事への意欲をなくしてしまう。
このままではクライアントをなくしてしまうと
ウィルスミスに経営者失格の烙印を押すため
偶然出会った3人の役者に「愛」「時間」「死」を
演じさせる共同経営者を含む三人。

映画ならではの設定なんですが…
途中見でもそのあたりのことは理解できたものの
残念ながらウィルスミスを陥れようとしていたことは
途中見では気づけませんでした。

何故なら「愛」「時間」「死」を演じた三人の役者は
結末では本当にウィルスミスにしか見えなかったから…はて?
どういうこと?

ま、アメリカ映画にありがちな展開だなと
思いはしたのですが「経営者失格の烙印を押そうとした」
策略だったことを後から知り、さらに疑問が膨らみます。

彼ら三人は計画が成功するに近づいて
「やり過ぎた」と反省するのですが
経営権を譲る書類にサインさせるときに見せた
ウィルスミスが見えない相手と言い争いをする映像…
実際には役者と言い争いをしているのに役者は見えない。
撮影角度からすると役者を消してウィルスミスだけを残すのは
今の技術でもほぼ無理な映像です…ということは?

ウィルスミスを陥れる三人も実はそれぞれが
「愛」「時間」「死」の悩みを抱えていて
それぞれが言葉をもらっていたという展開らしいですが
彼らの悔悟と「ウィルスミスの編集された映像」とが
人間の心のあり方として全く一致しません。

元奥さんと他人として会話を進めるというのも
あまりにも映画的な作り物過ぎて
単に観客を惑わせただけですね。

できるなら「仕事する意欲を取り戻すため」
「夫婦としての愛を取り戻すため」
そういった目的で展開していたらなぁ、と思います。
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