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写真との区別が付かない絵を描く技術 [イラスト]

TV番組で写真にしか見えない絵を
10枚の中から1枚見分けられるか、という対決をやっていました。
最後2枚を残し、残念ながら絵の方を選んでしまい
写真の専門家が負けてしまいましたが、
2枚になった時点でどちらが絵かは見当が付きました。
もちろん現物は見ていないので100%自信を持ってではありませんが…
写真の専門家は対決までどういった絵が出てくるのか知らされていなかったようで
ピースで制作した絵にもあまり馴染みがなかったようです。
敗因はそのあたりですね。

それにしてもすごい技術です(描く技術)…が…
僕もリアルなイラストは描きたくて大好きなんですけど
写真そっくりな絵を描く…つまり元写真と同じものを描くのは「?」となってしまいます。
もちろん、優れた漫画家やイラストレーターのように
全くの創造、頭の中で創ったものを写真と見間違う絵にするのは別。
確実にクリエイティブがありますからね。

残念ながら番組を最初から見ていなかったので
どんな場面で利用されている技術なのかは分かりませんし
創造物を描くこともあるのかも知れませんが
番組で対決されたように写真を元にして
写真と同じものを描いたり、元があるものを構成し直す程度のことであれば
今のデジタル技術で確実にアナログ以上のものが出来ます。
デジタル技術が発達していなかった頃には
写真の修正技術として必要とされていた技術ですが
今ではすでに存在しない俳優の映像を生み出すことすら可能なデジタル技術。

…などと言いながらまだ自分的にはアナログにこだわるのですが
どうもそのあたりがもやもやして仕方がないですね。
思い返してみれば、ずっと以前は
絵筆だけでリアルに描くことが正当と思い
ブラシのイラストは道具に頼っている、と思ったのが
今はCGイラストにたいしてブラシはアナログイラストのいう認識です。
CGイラストとは言っても微妙な修正には人の手先、判断によって仕上げられます。
ゴールは最後までコンピュータが仕上げる、となるんでしょうね。
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