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チラシなどの需要が減って印刷会社が困っている [広告]

ふむ、今更ですが紙媒体がデジタルツールに変わるスピードが落ちません。
将来的に紙媒体がなくなることはない、と信じている…信じたいのですが。
ま、信じるというよりも
紙媒体の中で育ってきた僕にとっては
どんなにデジタルツールが便利になっても
紙媒体になくなられると困る、というところです。
もし100%紙がデジタルに置き換わるとするなら
デジタルツールが紙そのものと違いがなくなった時。
ペラペラと薄くなって丸められて折りたたむことができる
そんなレベルになれば、ってな感じですかね。

とりあえず、もう少し時間がかかりそうなので
それまでは紙媒体が健在でいて欲しい、個人的にも仕事的にもね。

とはいえ、着々とデジタル化の波で紙の需要がなくなっているのは現実。
僕のメインだった仕事も紙媒体からWEBに移行して仕事がなくなりました。
最近、友人の会社の社長が社長業を辞めると聞きましたが
そこもメインの仕事だった紙媒体がなくなり
クライアントがWEBで継続していく、ということで
仕事がなくなったことが原因のようです。

WEBへの挑戦は試してみましたがやはり無理。
それに、作成ツールの発達でプロとアマの境目が難しい。
デザイン業界にMACが導入されてからと同じで
ツールさえ使えば、アナログの時に時間をかけて体得する必要があった技術が
ほとんど不要になり、プロとアマの違いは仕上がりの差、だけ。
そこが重要だ、と普通に思えそうですが
広告の難しいところは結果が全てなこと。
誰もが納得できる素晴らしいデザインでも
効果がなければ評価されない。

アナログ制作の時は、
そうはいってもスタート時から評価されないものは作らない。
印刷までの工程が手間がかかるから
とにかく駄作を作るような無駄な作業はさせないのです。
ところがデジタル化が進んだことによって
ゴミのようなアイデアでもすぐに印刷原稿の状態にできてしまう。
デザインに関して経験を積んでいないクライアントは
そういった原稿の方がイメージに近いこともあってOKを出してしまったり
自分でツールを使って作ってみたりもしてしまう…

WEBもそうですね。
少し使い慣れてくれば作れるWEBツール。
現在ではネット上にプロの作品と素人の作品が同列に並んでしまう。
見た目にはっきり違いがわかるものもあれば
プロっぽい作品が素人作品だったり
素人っぽい作品が高いギャラを要求されたプロの作品だったり…
紙媒体でもネットでもそんな状態になってしまった。
さてさていつまでこの仕事に関われるのやら…
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コメント 2

LP大好き

はじめまして。
デジタルだと紙と比べて、視力が低下するそうです。
by LP大好き (2014-08-17 21:35) 

MIG

こんばんは
ブラウン管や液晶でも目への影響は違うようですね。
タブレット用の液晶はモノクロだとかなり紙の上の文字を見る感覚に近づいているようです。
将来的には紙のような素材の上にデジタル画像が表示できるようになるんでしょう。ま、そうなれば、さすがに納得せざるを得ないです。
by MIG (2014-08-19 20:07) 

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