グーグルグラス製造中止

グーグルが眼鏡型のウエアラブル端末
「グーグルグラス」の販売を終了すると発表しました。
グーグルグラスと呼ばれるこのメガネは
メガネを装着したままインターネットや動画の撮影ができるもの。
撮影しながらスカイダイビングしたり、幅広く利用されたようですが
それ以上にプライバシーを守る視点から
着用禁止のレストランや映画館など使用環境が限られたようです。
新開発の製品でもあり使用場所や方法についての
法整備も整わないなどが製造中止の理由のようです。
とはいえ、グーグルは眼鏡型の端末の開発は続けているとしており、
いずれ新しい形の端末を発表する計画らしいですね。

新製品に対する法整備が追いつかない…
インターネットもまだまだ法整備が追いついていないようだし
これから出てくる発明にはそういう現実が伴うわけですね。

確かにタイムマシンや転送装置が発明されて
過去を変えられたり、脱走や犯罪に使われたりしたら大変です。
とそこまで考えると、そんなの法整備だけで対応できるのかな？
という疑問も。

今でも犯罪が起きないように法律が定められていますが
それが成立する理由はたいてい悪用する人間が出てきたから。
つまり、法整備される以前に普通の人なら
マナーとして犯罪めいたことには利用しない。
となれば、法整備と言っても
逮捕理由を明確にするため目的、としか思えないですね。
事実、ネット犯罪は法整備が整っていないということで
放置されたものも少なくない。
その辺りは法律の基本的な考え方を見直す必要があるのかも。