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さて広告効果とは [広告]

JRの「青春18きっぷ」のチラシがこの春、駅頭から一斉に姿を消したそうです。
といっても切符自体利用することもないし
当然チラシなんて見たこともないのですが。
JR各社による作成中止理由は「配布に見合う効果がない」からとか。
それに対して専門家は、新幹線ばかりを宣伝するJRの姿勢に
「もっと多様な選択肢を提示すべきだ」と話しているそうです。

とはいっても18きっぷ自体の全国の販売枚数は2011年度以降、
63万枚、65万枚、67万枚とむしろ増えていると言うデータ。
それどころかチラシ自体のファンさえいるとも言う話。
さてこの記事から少し感じたことを。

JR各社による「配布に見合う効果がない」という意見は
単純にチラシなどの広告展開をしてもしなくても
販売枚数は増えた、ということでしょうか。
販売増加に広告展開は何の効果も与えていない、という
データがあると言うことなんでしょうか。

チラシや雑誌ポスターを制作していると
クライアントが一番に要求するのが広告効果です、当然ですね。
ところが、昨今のようにネット展開も併用するとなると
実際に利益が出たところで何の媒体からの広告効果によっての結果なのかを
判断するのが難しくなっています。

雑誌などではそのために専用ハガキを付けて反応を見たり
ネットでも専用アンケートを行ったりするわけです。
ただ、何の利益もなければ答えてくれないのも消費者で
反応させるために景品をつけたりすると
結局のところ正確なデータが得られなくなったり、ということに。
そうなると今度は集客後に、何でイベントを知ったかといアンケートを取る
と言った方法もとられるわけです。

そこでJR各社の判断ですが何を元にしての判断なのでしょう。
「青春18きっぷ」利用者の利用時にアンケートをとっているのかな。
ま、とはいえ、利用者にはかなり浸透していることも考えられるので
ある程度は効果も一巡している、という見方もできるのかも。
う〜〜〜む、難しい。
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