不倫相手に慰謝料請求…最高裁で棄却

ま、どうでも良いニュースなんですが、いくつか。
昼飯時に見る物もなくテレビで見てしまったのですが
その裁判、テレビの弁護士が言っていたとおり
棄却されました。

この記事がネットで上がってきたのですが
テレビで説明を聞いていないと少し「ん？」という書き方。

記事を読むと
離婚の慰謝料は特段の事情がない限り
不倫相手には請求できない…とあるのですが…
これだけ読むと「え〜〜っ！！」という感じ。

実は、裁判を起こしたのは離婚した9ヵ月後。
不倫を知ったのは5年前。
法律では「不倫を知ってから3年経てば
損害賠償請求権が消滅する」らしい。

ということで今回の争点は
時効までの3年が「不倫を知ったとき」か
「離婚が成立したとき」か、だったらしい。

もちろん民法の書き方は知りませんが
「加害者を知ってから3年間〜」とあるらしいので
最高裁の判決が一番しっくりくる。

なんで一審・二審は原告の言い分を認めたのか…
そこが疑問になるのだけれど
訴えられた側が不服として上訴したのはそれとして
一審で棄却されていれば
原告も「そうか、やっぱり」と
引き下がったかも知れないのに…そりゃないか。
なんかね、時間と経費を浪費しただけの気がします。

ネット記事の書き方はもう少し勘違いしないような書き方が良い。
ネットにはもともと勘違いさせて
おかしな方向へ誘導しようとしたりするから
そんな意図があるかも知れませんが…新聞はもう少し詳しく書いてね。