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図書館の本をネットで送信 [出版]

そんな著作権の改正案が提出される予定だとか。
今でも、図書館の本をコピーするサービスはあるらしいけれど
それは「調査目的で一部分をコピーできる」というもの。
しかも、著作物の半分までとも規定されているらしい。

さらに言えば、コピーサービスでかかる費用は
ページ数が増えれば本体を購入した方が安い、
ということでコピーによる海賊版作成は、
赤字になるので手を出さない、と言うことなのですが…

ネットで送信できる、と言っても
もちろん、著作権利者に補償金が支払われるらしいのですが
ここで懸念されるのは誰でも分かるように
ネットに上がるデータ状態ならば
最初の補償金を支払い、
データの場合、コピーできる範囲がどうなるかは不明ですが
紙コピーと同じ範囲であれば
数回に分ければ全データを手に入れることは可能で、
その時点で本体の書籍価格を上回ったとしても
データからデジタル本を作成すれば、
費用としては補償金のみで海賊版が作成できる、と言うことですね。

政治家は何も考えないから
法案も簡単に通ってしまうのかなぁ…

ちなみに、その要請はコロナで図書館が閉館となり
資料を手に入れられなくなった研究者かららしいのですが
データで欲しいとでも言ったのですかねぇ。
研究者って大抵は研究が完成したら書籍化とかするかと思うのですが、
結果的に自分たちの首を絞めることにもなりかねないのにねぇ。
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