未だにお客様は神様、なんていう人がいるの？

JR線で線路に財布を落とし、拾ってくれない駅員に腹を立てて
非常停止ボタンを押し、その際にその行為に怒る駅員を撮影して動画を公開する…
まぁ何とも言いがたい行為なんですが…

もちろん動画で聞こえてくる駅員さんの言葉遣いは褒められたものではないものの、
ボタンを押した男の起こした行為はJR側にとって全てが迷惑でしかないもの。
JR側には何の不手際もありません。

ここまでの騒動にしたことに男は反省もしているのやら…
ってことで、これに関する記事には
男側に「お客様は神様」の意識があったのかも…とあったのですが。
確かにね、そうかもね。

もともとのね、「お客様は神様です」を
その後、客側が解釈を広げてしまい
お金を払っている側は何をしても許される、なんて感覚になってしまったんですね。
お客が購入・利用してくれるので店側が感謝する、
単純にそれだけの意味の「神様」なのにね。

視点を変えて考えてみると、
いろんな手間を掛けて作ったものを、そんなに安価に提供してくれてありがとう…
的な感謝の気持ちも、客側にはあるべきなのにね（笑）

いずれにしても、どちらにも守られるべきルールはあるのだから
その場その場で、そのルールに従わなければ
社会が上手く回らなくなってしまう。
そのくらいのことには気づいてもらわないとね。