都心まで30分

住みたい街の候補に、東浦や東海市がランクに上がったというニュース。
ま、あちこちで住民のための策が打たれているので
それなりに満足の出来る暮らしが出来るようになっているのは事実。

とか言うニュースを見ていると、その中で
「都心まで30分」で通勤にも便利、と言う表現があったのですけど…
これは多分、公共交通機関を利用すれば、
30分で名古屋にアクセスできる、と言うことを指しているのでしょうが、
不動産広告をやっていると、このあたりをどう受け止めればいいのかが微妙ですね。

名古屋駅まで30分だと、実のところ岐阜からもアクセスできます（笑）
それこそ早ければ20分でもアクセスできてしまったりして。
岐阜から名古屋への直線距離は約30㎞。
東浦から名古屋への直線距離は約24㎞。

単なるアクセスの時間だけで言えば岐阜の方が近かったりしてね。
そしてもう一つ気にしなくちゃいけないのが、
使用する公共交通機関が1時間に何本つながるかってことも重要。

もちろん本気で自分の住むところを探す人は
そのあたり詳細に調べるだろうけど、
広告はそういうメリットに見える部分しか打ち出さないので要注意ですね。

ま、実のところ「住みやすい街」に選ばれた理由は
そんな交通アクセスなんかではないと思いますし。