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コールドケース 4-4 オルゴール(ネタバレ) [外国TV映画]

今回は事件スタートからいやな感じでした。
家庭で子どもが乳幼児突然死症候群(SIDS)で死んだという話。
「乳幼児突然死症候群」が言われ始めたのが80年代、
事件が24年前という事でしたが
もうそんなに前になるのかな、って感じですね。
流行と言っては何だけど、当時はその症状で亡くなったニュースが
まとまって報道されていた気がします。
最近ではあまり聞かなくなったけど、ただニュース的に話題性がなくなった
くらいのことかと思っていました。

でも、事件(?)の再捜査は、乳幼児突然死症候群自体の判断基準が
当時は甘かった、ということで、そう判断された症例をチェックして
疑問のあるケースを再捜査する事になります。
そのときに、さらっというのが
「突然死がすべて虐待かも」「そんな病気、存在しないという説も」と
これにはびっくり、現実に乳幼児突然死症候群として
亡くなった赤ちゃんがいるというのに…そんな話が出てくるなんて。

いつも気になるのが、リリーたちの捜査方法。
お話の展開として、関係者に聞き取りをすると
たいてい、「〜が怪しい」という話になって
リリーたちの捜査は、ほぼ犯人扱いで尋問をします。
過去の事、証拠が少なく関係者の証言でしか細部を詰められない、
ということからでしょうが、それにしても毎回毎回。

しかも今回は、普通に考えれば
「過去に我が子を亡くし、それをひきずって生きている不幸な家族」なのに
彼らを容疑者として捜査が展開していくんですね……
捜査開始前に、スティルマンが「慎重に…」とは言ったものの
捜査を開始する事自体、疑問が多いケースです。

さらに、途中の展開では「幼い兄が事故で殺した」と父親が告白するため、
結婚して子どもまでいる兄に、逮捕するかのような勢いで迫ります。
これはあり得る話なのでしょうか?
幼い子が事故で赤ん坊を死なせたとして、その時点で
その子を過失死で起訴するなんて事あり得ないと思いますが?
成人して事件が発覚したから逮捕、っていうのもおかしな話かと。

お話は次の展開があって、そうはなりませんでしたが、
今回の話はいまひとつ楽しめない、疑問の残るものでした。
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