デッドゾーン 6-13 終局 Denouement

もちろん、ネタバレです。

デッドゾーンが終わりました。
ジョニーがサラと上手くいかなくなり
放浪するうちに、ウォルトが自分について調べていた事を知り
彼の足取りを追って、父親が生きている事がわかる。
そして再会……となるわけですが

精神を病んでいた父親ハーブはスティルソンにだまされ
自宅に模した場所でスティルソンを息子と思い込まされ
彼を大統領にする予知をしていた（？）
このあたりがなんだか無理矢理ですが、
ま、いずれにせよジョニーの予知を先回りする誰かは必要だったわけで
それが父親、という構図にされたようですね。

正直な話、ジョニーから離れ
スティルソンに寄って行くサラにはがっかりでしたね。
元はと言えば、ジョニーが目を覚まさないからと
ウォルトと結婚をし、目覚めてからもジョニーの好意に甘えるだけ甘え
それでいて自分はすでに獲得したウォルトとの生活を守り、
ウォルトが亡くなるとそのままジョニーの好意を利用し
サラを守るための嘘さえ勝手に自分への裏切りと解釈。

そしてジョニーがあれほど嫌っていたスティルソンの好意に甘える。
全く救いようのない信じられない行動です。
正直、息子のJJはなんとかしてあげたいとは思うものの
サラはどうにでもなったら、と思えてました。

いずれにしても脚本家組合のストが影響したのか
急ぎのまとめに入り終了した、という感じが強いです。
消えていたはずのハルマゲドンをジョニーもJJもビジョンとして見てしまい
いかにもハッピーエンンド的な終わりをしながら
「あれ？ハルマゲドンは？」と結局すっきりしないエンディングでした。
ま、もとより、全体を流れる話はいまいち興味も薄く
1話完結で進めてくれるエピソードに期待してたんですけどね。
ちなみに今回父親役で登場したトム・スケリットは
映画「デッド・ゾーン」ではジョージ・バナーマン保安官
つまりシリーズのウォルト・バナーマンということでしょうか。
残念ながら映画は見ていないのでいつか見たいですね。