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続く中小書店の閉業 [出版]

北海道での話、
中小の書店の閉店が続いているそうです。
読んでみると、中小と言っても
町中にある家族経営の本屋というレベルではなさそう。
そこそこの規模ではあるようです。

原因としては
◎「メガ書店」の出店
◎インターネット注文による宅配
◎コンビニエンスストアなどライバルが出現したことに加え
◎携帯電話やパソコンの普及で「本離れ」が進んでいることも背景にある。
ということで老舗書店の閉業が進んでいるようです。
北海道書店商業組合によると、
組合員数は1982年の732店をピークにして減少傾向が続き、
2011年4月30日には130店まで落ち込んでいる、とか。
すごいペースですね。
いつ、ゼロになってもおかしくない。

僕はネットを利用することもありますが
それは、手に取ってみることが全く不可能な本の場合。
どんな興味を持つ書籍でもとにかく一度手にとって
中身を確認してから購入〜が基本です。
最近は、そうそう購入できないので
立ち読みで満足させることも多いですが(本屋さんごめんなさい)

当然、そういう考えの人も多いようで、
歩いて行ける場所に本屋さんがなくなった街では
本屋さんを誘致しようという試みもあるようです。
でも厳しいでしょうね。
紙の書籍が電子書籍に取って代わられ
わずかに生き残っている紙の書籍すらネットですぐに手に入る…
場合によっては安かったりもする…
こんな状況が続いてしまってはね。
生き残ること自体が無理な気がします。

紙の本に愛着を持つのは
そういう環境で育った世代だから、と思えるのですが
将来の子供たちが電子書籍しか知らない
ページをめくってお話を楽しむことが出来なくなるとしたら
ものすごくかわいそうな気がするのですが、
単なる郷愁なんでしょうか?
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