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ビルの落書きを消したビル所有者に賠償命令 [芸術]

「落書き」を公認していたビルの所有者が
建て替えを計画し工事前に落書きを白塗りしてしまったことで
45作品の落書きを描いた「芸術家」から
「精神的苦痛を与えられた」として損害賠償請求。
ニューヨーク連邦地裁は約7億3千万円の損害賠償を命じましたとさ〜ちゃんちゃん♬。
さすがアメリカ。

さて、これってビルの所有者が
「落書き」を「芸術」として許可する前に
ビルを汚された、として損害賠償を請求したらできたのでしょうか。

もちろん話し合いもせず勝手にやってしまった
と言うことが問題なのでしょうが
そういうものを「芸術」とかいって
保護する姿勢というのがアメリカのいいところでもあり
悪いところであるのではないかと思いますね。

そういう落書きのような作品が評価され
芸術とまで持ち上げられることで
作家として潤うのは喜ばしいことかも知れませんが
どこかの権威者がそう評価しなければ
芸術として認められなかったのも事実。

そういう評価が広まってから
作品をありがたがる人たちって
本当にその作品を評価できているのかと言えば
かなり疑問です。

海外で評価されたからと
国内で評価されなかった俳優やアーチストが
得意満面で凱旋してくるのもそんなパターン。
本質的な質の低さや技術のなさは変わらないのに
単に「海外で受けた」という事実だけで一流ぶる。
笑っちゃいますが
一般の人たちの評価基準って大抵そんなものなのが残念です。
単純に自分が好きだと思うものだけ楽しめばいいのにね。

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