少し気になる

テレビに出演している、過去に犯罪歴のある芸人が
ベビーシッターを手配する会社に
過去の犯罪歴を隠して登録していた、とか。

芸人は弁護士に相談して「告知義務はない」ということで
「犯罪歴を隠したまま」登録できたようなんですが
それを週刊誌に暴露されて働けなくなった、
と語っていました。

さて、その芸人の犯罪歴とは
少女売春斡旋と一千万円の盗み…らしいのですが…さて。

犯罪歴のある人が働けないから再犯を起こす、
とは良く言われるのですが
犯罪歴を気にするのは再び犯罪をするのではという心配から。
そういう意味では、盗みに関しては
お金を扱える業務をさせない、ということで回避しても
「少女売春斡旋」の犯歴を持つ人間に
ベビーシッターは躊躇します。

弁護士は、なぜ告知義務はないとしたのでしょう。
法律に反していないから、大丈夫ということでしょうか。
とはいえ、雇用主側は確実に知っておきたい事実で
知っていれば雇わないのも確か。

事実、週刊誌で犯歴を知られた後
仕事は回されてこなくなったらしい。
で、回されなくなった理由に犯罪歴があったことにくわえて
「犯罪歴を伝えなかった」事もあるかと思いますよ。

そしてその番組を見ていた方が心配したのは
そのベビーシッター手配会社が
入念な前歴調査をできていないこと。
つまり、この芸人のように犯罪歴を隠したまま
登録している人が他にもいると言うことですね。
この会社も信用を落としてしまった…さて…