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手の届かない高い本棚 [ネットニュース]

著名なデザイナーが設計した公共の図書館。
その中で本を並べた、高さ約9mほどの壁一面の本棚が悪評だとか。
誰も届かない、メンテナンスが大変、
と言う声が広がっているそうです。
確かにねぇ。

本来、設計者の説明が聞きたいところですが
とりあえずは5段目より上は免震対策が目的に構造らしい。
さらに、その建物は設計者の無償寄贈だそうです…あらまっ

コンセプトははっきりしているようですが、
寄贈された側も気づいているのがメンテナンスですね。
上部の棚は本を並べることが目的ではない、のは理解できるとしても
日常的な清掃も簡単にはできそうにない。
これって一般の住宅にもたまにあるんですよ。

吹抜けにして高い天井に照明を付けたりすると
電気が付かなくなったり、埃が溜まったときの交換・清掃が大変。
明かり採りのために高いところに付けた採光窓、
はめ殺しになっていたりしたら、ガラスの外側を拭くことはまず無理。
ま、そのあたりはほとんどの住宅が清掃なんて考慮はしていないようですが…

気取ったデザイナーってそこが全く現実的ではなくて
お洒落な住宅を建ててもらったものの
細かな手入れが行き届かなくて、どんどん薄汚れていく、
なんてことは日常茶飯事だったりしてね。

ま、でもこの図書館はもともとそんなことも考えない
人を集めることが目的でもあるように見えるので
そもそもが、設計者と利用者の目的が違うんでしょ。
もらっておいて文句を付けるのなら返せば良いのでは。
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