チャットGPT

面白いシステムだとは思いますが、なぜ騒いでいるのかわかりません。
テレビでもあちこちで取り上げているし…
僕が本質を理解していないんでしょうか。

知りたいことを尋ねると、すぐに各国の言語で
よどみない文章で回答してくれる…ですよね。
その情報元は、ネットとかから蓄積された
膨大な情報から得ている…といったことかと。

回答スピードや文章力はともかく、
そういった機能自体は昔から開発されてきていて
想像以上の進化を遂げた、ということかと。

その進化に対して、海外では「AIが意志を持つのでは」とか
その性能に不安を持ち、法整備が進んでいるとか…はぁ

番組の質問に「日本人がその心配を持たないのは…」
ドラえもんのおかげで、AIに対する敵対感が少ないのだとか…
面白いですねぇ。

ただねぇ、チャットGPTの優れた機能は
瞬時に正しい回答をしてくれるってことだけで、
その回答情報自体は「AIが考えているわけでもなく」
人間の知識が埋まったネット情報や、
そのシステムを構築したスタッフが提供した情報から
得ているだけでしょ。
そこにないような情報は出てこないわけで、
何が不安なのかわかりませんね。

不安視するのであれば「悪用」でしょう。
「警備をすり抜ける武器の作り方」とか
犯罪に利用できる質問にも答えてしまうのか、とかね。
もちろんそういう質問に対してはセキュリティがかかっていると思うのですが…

普通に答えられる常識範囲でも、質問者が賢ければ
犯罪に利用する情報も引き出せるかもですね。

さらに不安があるとすれば、制作者の方から
「個人的情報はできるだけ伝えないように」とか言われてるようで…
つまり、まだ成長過程のシステムで、
質問も情報として蓄えていくのではないかと思われます。
そうなるとね、怖いのはAIではなく
その情報をうまく引き出して悪用する誰か、ってことですかね。

どうやら、AIがわかりやすい文章で
ほとんどの質問に的確に回答しくれるので
「AIが自分で考えて答えている」と勘違いしているのではないかと…いやいや。
文章や回答がどんなに的確でも、AI事態が「考える」ことは基本的になく
ただ単に、その場に適した回答ができるように
「人がプログラミングしただけ」でしょ、何を恐れるのやら。