SSブログ

写植屋さん [インターネット]

最近は作業中にラジオは聴かないで
YOUTUBEを垂れ流しているのですが…
最近は広告が多すぎ、長過ぎ、時々止められる、
早く金払って見ろよ、と催促されてるみたいでなんか嫌だ!

…という話は置いておいて(笑)
その広告中に「写植屋さん」というワードが出てきて
飛ばさずに見ていたのですが…違う!

多分、デジタルへの移行をなんとか乗り越えた
写植屋さんだと思うのですが、たくさんいるスタッフが操作するのはPC。
MACかWINかは分かりませんけど「写植機」ではない。
この映像見て勘違いする人が多い気がする。
ま、勘違いというか「なんで写植?」と
疑問に思う人が多そうですね。

その動画では最終的に「写植屋さん」の社長が
出版社からお祝いをされているのですが、
実情を知る側から言えば感謝するのは写植屋さんかと思えるのですけどね。

アナログからデジタルに移行したとき
上手く移行できなかった写植屋さんは軒並み潰れました。
僕の知っている方は文字打ち込みをしながら
フィルム出力もする製版部門を加えていきましたが
結局「フィルム」という部分も消えていく流れだったので
先を読み間違えた投資をしてしまった、
と言うところですかね。

さらに僕なんかが絡んでいる仕事で言うと
広告関連ものはデザイナーが文字を打ち込む。
編集記事だとライターさんが打ち込む…
つまり写植屋さんの仕事は元々ないのですね。

漫画原稿でも、今は漫画家さんが打ち込める時代なんですが
ま、全漫画家さんがそうなるのも難しい話なので
YOUTUBEの写植屋さんはかなりラッキーな成功例の気がします。
クライアントに恵まれた、ってなところでしょう。

そういえば本来の写植機を使う本当の写植屋さんで
生き延びている方もみえるらしいので
知らない人が勘違いしないように紹介して欲しいですね(笑)
nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。