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dpi、ppi、pp㎝

印刷データの入稿エラーチェックには
いろいろありますが、その一つが画像の解像度。

元の画像が小さいと、印刷時に粗くなってしまうので、
小さい画像は×、それが引っかかったときには、
入稿に耐える大きな画像の再入稿をお願いします。

大きい画像は当然OKな訳ですが、
入稿に際して、必要以上に大きすぎる画像は
出力時に多少の負担はあるので、出来れば原寸にして欲しい、
というのが印刷側の希望ではあります。

ま、それ自体はそこまで重要ではないので、
忙しいときには、重いまま入稿したりするんですけどね。

今回は、時間の余裕があったので、エラーチェックで
データ的には問題ないのを確認後、
縮小しすぎの画像はないですかぁ、とチェックを始めると…
あらびっくり、180%という普通ならエラーの画像が数点…え?

ただ今回、エラーチェッカーが新しくなっているので、
ひょっとして、とエラーチェックの動作をチェック(笑)
何故か200%にしてもエラーにならない…WHY?

エラーチェッカーの設定がおかしいのかな、と思いかけつつも
画像を開いて考えていると、目に入ったのが解像度。
見ると単位がpp㎝(pixels/㎝)…あらまっ、なんで?
ppi(pixels/inch)にしたら350が800ですと(笑)
解決しました。

ちなみに、ぼんやりと理解していたdpi、ppi、pp㎝も
この際だから、少し調べておきました。
dpi(dots per inch)
ppi(pixels per inch)
pp㎝(pixels per ㎝)…ということで…

普通に耳にするdpiは「入出力の解像度」で「1インチあたりのドット数」
カラー印刷時にはCMYKのそれぞれのドットで色を表現します。
フォトショップで目にするppiは「画像解像度」で「1インチあたりのピクセル数」
液晶などに画像を表示する時、1インチあたりに表示されるピクセルの数になる、とか。

つまり、フォトショップを立ち上げて画面に表示させる時にdpi表示はないわけです。
それでも、数値的にはdpiもppiも全く同じになってしまうので、
知らず知らずに勘違いすることになる…ってところでしょうか。
ややこしい。
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