スーパージェッター

漫画家の久松文夫氏が2021年4月16日に逝去されました。
名古屋市出身で、手塚治虫さんのアシスタント後
漫画家としてデビューされています。

時代的にも手塚さん風のタッチではあるものの
それなりに洗練された絵が魅力でした。

久しぶりに筒井康隆氏の「偽文士日録」を読むと
…「スーパー･ジェッター」を描いてくれた…とあって
調べてみると、アニメでは当時はまだ名前の知られていない
SF作家陣が脚本に関わっていたのだとか。
その中に筒井康隆氏の名前がある…そうだったんですね。

漫画の方を普通に読んでいたので
ストーリー自体も久松氏によるものだと思っていましたが
確かに当時のアニメは、今では有名になった作家の方達が
脚本に名を連ねていますね。
眉村卓氏、辻真先氏、半村良氏、豊田有恒氏…
昔のSFアニメは豪華でしたね。

今のアニメ作品の脚本家は
将来どうなっているのやら。
大物作家になる人が出てくると楽しいですが、
最近のアニメ作品（余り見なくなりましたけど）を見ていると
やはりつまらないお話しが多くて
全く期待できそうにありませんけど（笑）