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制作会社からアニメーターへの発注書 [アニメ]

リテイクしても評価が変わらないとき発注価格から-50%。
納期超過が48時間で-5%、以後24時間毎に-5%
累積で-25%まで…
と書かれた発注書がTwitterにアップされたとか。

う〜〜む、イラスト発注でこんなの来たら受けない。
とはいえ、メインクライアントで
この契約以外仕事がなければ…ね。

良く知りませんが、この件に関して
「下請法」に抵触しないか…と言う話。
現実には発注会社自体が適用対象の規模ではないので
下請法は適用されないのだとか…ふむ。

ただ適用される会社でもあり得る契約らしい。

こういう契約の場合の一番の問題は
アニメの評価を誰がどう判断するか、ですかね。
クライアント判断なら、
どれだけ頑張っても評価しなければ良いだけ。
それで繰り返し修正させて納期に間に合わない
無理なスケジュールを組むだけでしょう。

僕らがスケジュールや予算、レベル的にも
応えられない発注を受けたら普通に断るだけなんですが
この場合は多分断れないんだろうなぁ。
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アニメ制作会社の倒産 [アニメ]

そこそこの規模だったらしいアニメ制作会社が
破産手続きを開始した、と言うニュース。
手がけた作品名を見ると一つも知らない(笑)

っていうか最近、声優を目指す若いアイドルの子の
好きな作品名を聞いても全く知らない…これはどういうこと?
もちろん、最近のアニメはほとんど惹かれるものがなく
全く見ていないと言える状況ではありますが
とりあえずはテレビ番組表で
面白そうな番組をチェックするので
見なくても番組タイトルは目にしているはずなのに…

アイドルの好きな番組を調べると
どうやら地上波ではなかったり
ゲームからの派生アニメだったり
普通の生活をしていると出会わない作品も多いようです。
それにしてもどこか入り口があるはずなのに
みんなどうやってそういう作品と出会っていくんですかねぇ。

本来、そういったコアなファンを掴んでいっているのなら
地道な経営さえすれば長く生き残っていけるような気もしますが…

もともと、昔から言われるように
アニメの制作費がことのほか安くて
制作スタッフのほとんどがその仕事だけでは食っていけないような世界
それが地上波ではなくゲームとかCS、BSの世界で
生き延びてきたこと自体が不思議な感じです。

声優になりたい子がいる、アニメーターを目指す子がいる
だからそういう子たちを育成する専門学校がある。
でもその先の就職すべき会社がこんな状態で
その子たちはどんな夢を見続けられるのかが不思議です。
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それにしてもひどいアニメ [アニメ]

コナンは楽しめるエピソードもあるので見ていますが
テレビのそれは基本的にストーリーがいただけない。
コミックからの原作付きはいいんですけどね。
アニメオリジナルのストーリーは酷すぎ。

ま、それでも我慢してみるんですが
まだ我慢しなくちゃいけないのが絵。
10エピソードあったら1つがまぁ見られるかなってところ。
最近見たのは絵も酷いけど
アニメの基本となる動きが酷い。
多分絵コンテがどうにもならない出来なんでしょう。

アニメーターの給料が低いことを嘆いているけど
こんな出来では恥ずかしくて普通はお金もらえないでしょう。
動いてればいい、くらいの感覚で作ってるのかな。
アニメーター希望者は未だに多いようだけど
こんなレベルでしか仕事ができないようじゃどうにもならない。
適当に生徒を卒業させる学校が悪いのか
それとも薄利多売の業界だから結局こうなるのか。
どっちが先かはわかりませんが
このレベルでしかできないのなら
報酬が上がることは見込めないでしょうね。

もちろん、ちゃんと出来のいい映画作品もできてくるので
しっかりとした作品レベルのアニメーターがいるのは確か。
心配なのはその人たちの報酬はそれなりにもらえているんだろうか、ということ。
ちゃんともらえているのなら、
今、安いと嘆いているアニメーターはレベルが低いのだから
ちゃんと腕を磨けば報酬はアップできるはず。
逆にそうでないとしたら…日本のアニメはいずれ終わるのかな。
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「声優」というお仕事 [アニメ]

指原莉乃さんが今度は声優アイドルのプロデュースをする、とか。
それにしても秋元氏は指原さんにいろんなことをやらせますが
とにかくこなすのでやらせる方も楽しそうです。

そういえばAKBGには声優を目指している娘も少なくない。
外国TV映画全盛期の頃の声優といえば
アニメより洋画や外国TV映画ですが
彼女たちのなりたい声優とはどうやらアニメのようです。
本来動かない絵に命を吹き込むのがやりたいのかな。

洋画や外国TV映画を観る時は
僕はどちらかと言えば吹き替え派なのですが
その理由は単純、好きなミステリーを観る時に
字幕を見逃すと謎解きを楽しめなくなるから。
それと吹き替えの方が字幕より内容が濃いからですね。
SFとかでも複雑な設定を字幕で追いかけるのは大変だし
字幕だと字数制限で内容を要約されてしまう。

とは言え最近、どうにもイメージに合わない吹替や
本当に下手くそな吹替も多く
最近では字幕で見るほうが多くなってきています。

思うにアニメの声優と実写映画の声優は
技術というか気持ちの入れ方が違うようで
たまにアニメ声を洋画で聞くと声だけが浮いてしまって
とてもストーリーどころではありません。

もともと動かない絵だから
かなり誇張された声の表現をする感じです。
それでも熟練の声優さんは上手いのですけどね。
洋画の場合は、可能なら普通に元の俳優さんに合わせた声の演技がベスト。
アニメの声優にはどうにもそういう気遣いを感じられません。

外国映画がTVで放映されるようになって必要になった声優は
もともと劇団とかで俳優として演技をされていた方の仕事でした。
ある意味その人の演技に引っ張られることもありますが
それはそれでキャラクターに別の肉付けができて面白いものです。
それよりも、とりあえずは「演技ができる」のがポイント。

アニメの声優を目指していても
本当は地声できちんとした演技ができるのがいいと思うのですけどね。
アイドルになりたいという子たちが吹替をやると
みんながみんな同じような口調、声質になってしまうのでがっかり。
教える学校もありますがどういう教え方をしているんでしょうね。
普通に舞台上で演技のできる声優さんを
しっかりと育ててほしいものです。

またまたキャラクターにクレームですか [アニメ]

岐阜県美濃加茂市の観光協会が
ツイッターにコラボしたアニメキャラを採用した
巨乳キャラのポスターを投稿したら
「女性の目から見て不愉快だ」「セクハラだ」などとの批判が相次いだとか…

嫌なら二度と開かないようにするだけでしょ。

観光協会ではアニメとコラボして
順番にキャラを告知に登場させてきただけのようです。
しかも「これでは子連れや家族で参加できない」とか声が上がっているものの
観光協会ではもともとアニメファンの参加を促す目的だとか…
一般客の来場はもとより期待していないわけです。

本当に単なるクレーマーでしかありませんね。
なんなんでしょう。
昔の暴力番組追放運動よりもくだらない。
で、結局この企画も変更を余儀なくされたらしい。
ホントいい加減にして欲しいですね。

ただね、この手のニュースって
特にそういうネタを探すことがないせいかもしれませんけど
毎回「クレームがあった」って言うニュースで知るんですけど
どうしてなんでしょうねぇ。
ひょっとすると主催者側もそれを狙っている、とか。
前回の海女さんの件も今回も
そうは思わないのですが
以前からこの手の広告はありましたねぇ。
次にこういうニュースが出たら
ひょっとするとそれが狙いなのかも。

最近のアニメの絵の酷さ [アニメ]

といっても、本当につまらないアニメばかりなので
ほとんど見ていないに近いのですけどね。

今、唯一見続けているのが「名探偵コナン」
映画の方はある程度の品質を保っているようですが
TVシリーズの方は以前から原画の制作会社がいくつかるようで
同じシリーズかよって突っ込みたくなることが何度もあります。

更に最近ではできの良い回がほとんどなくなり
そして週刊誌とは異なるオリジナルストーリーの酷いこと。
原作者は何も感じないのでしょうか。
漫画とは別物ということで
意見も通らないのかも。

アニメ業界のギャラの低さは有名です。
その結果が今の状況だとすれば
将来を見据えてその体質を変えていくべきだし、
制作側はみんながそう思っているはずなのに
変わる気配なしですね。

過去には上手なアニメーターもいたのに
すべての作品の質が落ちているということは
さすがに間尺に合わない、ということなんですかね。

ま、CGアニメも進歩してきているようなので
いずれ全部取って代わってしまえばそれでOKなのかもしれません。
確かにどの業界でもアナログで純粋に描くことを楽しんで
仕事にする、なんて時代じゃなくなったのかも…

アニメ映画を久し振りに見ました [アニメ]

「風立ちぬ」
ジブリ作品は宮崎さんの作品しか興味がありません。
とはいえ、今回は特にどうと言うこともない作品でした。
感じたのは定規を使っていないような絵が
しっかりと動いているなぁ、といったところでしょうか。
主人公の吹き替えが素人ということで不評だったようですが
特に何とも思いませんでしたけどね。

素人を使うという選択は驚くものの
以前、海外ドラマで全くのアニメ声の声優が使われた時は
作品は好きなのに続けて見られなくなってしまったことがあります。
アニメ声優はプロとは言え「TVアニメのプロ」と言う認識で
そういう意味ではジブリ作品にそういった声優さんが採用されないことには
頷ける部分もあります。

それこそ、プロでもないただその時売れているだけのタレントに
アテレコをやられることを考えたらまだマシなのかも。

よく考えてみると
以前の海外ドラマの声優さんは
殆どの人が俳優さんでした。
声質以前に演技の基礎ができている人たち。
今は声優学校というのがあるようですが
さてそこでは何を教えていることやら。
演技というと映画、TV、舞台、ミュージカルなどなど
それぞれで求められる演技が違います。
昔より増えている声優志望の人たちが演じたいのは
TVのゴールデンタイムでやるようなアニメ。
演技というよりもステレオタイプになった
その時々の表現方法を身につけているだけなのかも。
そんな声優ばかりではね、使いたくもなくなるのも当然かも。

そういえばTVを高画質に替えてからアニメの絵がなじめない [アニメ]

TVを替えた当初は下手くそな絵(線)だな、
と作品の質だと思っていたのですが
最近、以前見たことのある作品を改めて見て
精細に見えるようになったことが原因だと理解。
なんですかね、線が精細に見えて
ラインに味が感じられないんですね。

話は変わりますが
デッサンの上手い人が書く線は
一本引いただけでもその違いが感じられます。
いつかそういった線が僕も引けるようになりたいものだと
常々思ってはいるのですが
叶えるための努力(毎日書き続ける)をしていないので
ま、それじゃね…だめですよ。

というわけで、
アニメのラインが精細に見えることになったことで
そのラインに技術が足りない
稚拙さを感じる、ようになってしまったというところでしょうか。
以前はシリーズアニメがエピソード毎にスタッフが変わり
キャラクターが全く異なることにいらついていましたが
最近ではそれ以前の画質が気になるようになったということですね。

そうそう、ジブリの絵もあんなだったんだと、ちょっとがっかり。
ま、アニメは一人で全部を書くことは出来ないので仕方ないですね。
そういえばディズニーのアニメを
TVが変わってから観た感じは「イラストのようなタッチ」という印象。
稚拙な感じではありませんでした。
そんなに多くは見てないし
最近のディズニーアニメはCGばかりですけどね。

アニメーターの発言…本当にそんな発言を? [アニメ]

アニメーターの方が
「アニメ制作の時、全く役に立たないのが「原作者」。
役に立たないうえに、あの手この手で妨害工作を繰り出してくる。
そんなたくさんの妨害にも負けず制作中です」
とツイッターでつぶやいた、とか。
今は消されているらしいですけどね。

本気で言っているのかなぁ、嘘のニュースかなぁ
元記事も見ていないのでよくわかりませんが、
本当のつぶやきだとしたら全く理解できません。
もし一人でもこんな発言をする人がいるとのなら
他にいてもおかしくないんですね。

想像するに、低賃金で残業だらけの業界で
これ以上クレームを付けてくるんじゃねぇよ!
という考え方なのかと思うのですが…
制作環境の悪さは良く聞きますが
そう思うなら止めた方がいいのでは?

まず重要なのが作品が存在するから仕事が発生したと言うこと。
原作者が邪魔と発言して、原作者が「じゃアニメは止めましょう」
となると仕事が無くなるわけですけど。
そういうことは全く頭にないのかな?

そういえば、最近仕事につくのが厳しいせいか
好きでなければできないような職種にも
ただの金儲けで職に就く人達がいるようです。
イラストを描きたい、コピーライターになりたい…
といいつつ、イラストがどんな役目を果たすのか
コピーはなぜ必要なのかを理解していない。

アニメーターになるのに
ただ単に「金を稼ぐ」手段として選んだのなら
多分大きな間違いでしょうね。
僕は経験がないのでわかりませんが
アニメーションの現場での給与の安さはそれは酷いらしい。
それこそ好きでなければできません。
それなのに金を稼ぐ目的だけで職についていたら
原作者に対して「うるせぇ、俺の仕事に口出すな」
といってしまうのも不思議はありません。

そういえば作家の意図も理解せずに
言葉の使い方がおかしいから、といって
作家の文章を勝手に修正してしまう校正者もいる、とか聞きましたね。
もう一度、どうしてその仕事を任されているのかを考えて欲しいものですね。